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2010年8月

2010年8月30日 (月)

お気軽にXMLを扱ってみる 其の5

前回までで、要素、属性を保持する入れ物ができましたので、XMLを解析してクラスに代入していきましょう。

まず、XMLを解析していくわけですが、順番としては、字句解析 -> 構文解析と進めます。

字句解析は、XMLの内容を最小単位に分解する作業になります。この最小単位をトークンと呼びます。今回、トークンとして表現するものは、以下のようにします。

・区切りとなる記号(『<』とか、『=』とか、『"』とかになります)

・要素名や属性名等々

字句解析が完了したら、構文解析に移ります。構文解析では、要素や属性等々を特定する作業になります。
ここでは、状態遷移を使うことで、解析を行っていこうと思います。

それでは、次回、字句解析を設計していきます。

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2010年8月18日 (水)

お気軽にXMLを扱ってみる 其の4

ずいぶん、時間が経ってしまいましたが、お気軽にXMLを扱ってみたいと思います。

前回、属性のクラスを設計したので、今回は、要素のクラスを設計します。

要素は、名前と、要素、属性を保持することができます。名前は問題ないとして、要素と属性は、リストかなんかで管理しますか。

とりあえず、要素と属性のリストに関しては、生成、削除、参照の機能を用意します。

では、それらを踏まえて、ソースです。

class element {
public:
    /* 名前の取得 */
    std::string getName( void ) const {
        return m_Name;
    }
    /* 名前の設定 */
    void setName( std::string name ) {
        m_Name = name;
    }
    /* 要素生成 */
    element* createElement( void ) {
        element* e = new element;
        m_ElementList.push_back( e );
        return e;
    }
    /* 要素削除 */
    void deleteElement( element* e ) {
        std::list<element*>::iterator it =
            find( m_ElementList.begin(), m_ElementList.end(), e );
        if( it != m_ElementList.end() ) {
            delete *it;
            m_ElementList.erase( it );
        }
    }
    /* 要素参照 */
    std::list<element*>::iterator getElementBegin( void ) {
        return m_ElementList.begin();
    }
    std::list<element*>::iterator getElementEnd( void ) {
        return m_ElementList.end();
    }
    /* 属性生成 */
    attribute* createAttribute( void ) {
        attribute* a = new attribute;
        m_AttributeList.push_back( a );
        return a;
    }
    /* 属性削除 */
    void deleteAttribute( attribute* a ) {
        std::list<attribute*>::iterator it =
            find( m_AttributeList.begin(), m_AttributeList.end(), a );
        if( it != m_AttributeList.end() ) {
            delete *it;
            m_AttributeList.erase( it );
        }
    }
    /* 属性参照 */
    std::list<attribute*>::iterator getAttributeBegin( void ) {
        return m_AttributeList.begin();
    }
    std::list<attribute*>::iterator getAttributeEnd( void ) {
        return m_AttributeList.end();
    }
public:
    /* コンストラクタ */
    element() {;}
    /* デストラクタ */
    virtual ~element() {
        /* 属性の削除 */
        for( std::list<attribute*>::iterator it = m_AttributeList.begin();
             it != m_AttributeList.end(); it++ )
        {
            delete *it;
        }
        m_AttributeList.clear();
        /* 要素の削除 */
        for( std::list<element*>::iterator it = m_ElementList.begin();
             it != m_ElementList.end(); it++ )
        {
            delete *it;
        }
        m_ElementList.clear();
    }
protected:
    element( const element& );
    const element& operator=( const element& );
protected:
    /* 名前 */
    std::string m_Name;
    /* 要素リスト */
    std::list<element*> m_ElementList;
    /* 属性リスト */
    std::list<attribute*> m_AttributeList;
};

あんまり、解説するところはないですね。一応、参照につきましては、リストのイテレータを取得できるようにしました。

XMLを保持するための入れ物が完成しましたので、つぎは、XMLの読み取りを行っていきたいと思います。

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